先日TVやネットニュースでも話題になっていたハム、ソーセージなどの加工肉に発がん性があるというのが報じられていましたが、これは国際がん研究機関(IARC)の研究グループが発表したもので、がん発症リスクが上がるのは加工肉を食べ過ぎた場合だそうです。
1日に食べる加工肉が50g増えると、結腸がんになる相対リスクは18%上昇するというものでした。
まだ日本人は欧米に比べて食べる量としては少ないようです。
2013年国民健康・栄養調査によれば、ハム・ソーセージ類の摂取量は平均12.9gなのだそうです。
案外少ないんですね。もっとあるもんだと思ってました。
また、国立がん研究センターの研究では日本人の平均的な摂取量なら
結腸がんや直腸がんの発症リスクの上昇にはつながらないことがわかったそうです。
(参考、引用記事:日本生活習慣病予防協会)
ただ、昔から加工肉類に関しては、多くの食品添加物が入っていることから発がん性はあるということは耳にしたことがあります。
40年も前になりますが、友人にすすめられて食品添加物の本を買ったことがあります。
「これを読むと、もう食べられないよ!」って友達に言われ、初めて食品添加物や保存料の恐ろしさを知りました。
また、農薬のことなども書いていましたので、健康のことを考え、買い物に行く際は必ず表示をみるようになりました。
でも、添加物や保存料はほとんどの食品に入っていますよね。
それを気にしていたら、何も食べる物がないじゃん!
って思うこともありました。
まぁそれでも、表示を見て買う物を厳選するようになり
なるべく自然素材に近い物を選ぶということを心がけて
家族に食べさせるようになりました。
加工肉に含まれる添加物も極力少ない物や
自然の物を使ったものとかを選ぶようにしています。
また食生活では、なんでも食べ過ぎるのは良くないですね。
よくテレビで「○○が体に良い」と言われると、その日にスーパーに行くとその品物がよく売れてなくなります。
ブームになると、しばらく売り切れでいつも買っていた品物が買えなかったりします。
かつて私もそれに乗っかり買いに行ったことがありますが、それだけを食べたからって、何にも変わらなかった気がします。
偏った食事をしていては結局は一緒だと思います。
やはり何でもバランス良く食べることと、自然食品を選ぼうと思いました。
最近は海外の方が日本食が好きっていう旅行客も多くなり、和食の良さが見直されてくるようになりました。
農林水産省では和食文化の保護・継承への動きが始まっているようです。

